ここでは、在留資格の専門家について説明します。
行政書士〜文書作成と行政手続きのプロ〜
行政書士
行政書士は、許可申請などの行政手続と契約書などの文書作成を専門とする国家資格者です。そのうち、入国管理局に申請取次者として届出た行政書士を申請取次行政書士と言います。申請取次行政書士の代わりに「入管行政書士」や「国際行政書士」の俗称を使う場合もあります。
入管行政書士は、入国管理局での手続において必要な書面の収集・作成・提出を外国人に代わって取次ぎます。取次カードと呼ばれるピンク色の身分証明カードをもっているのが申請取次の資格者です。(行政書士のすべてが 入管の申請を取次ぐことができるわけではありませんのでご注意ください)
行政書士は通常、様々な業務を行っていますが(建設業許可、道路運送業許可、相続・遺言、法人設立など。)、外国人の在留資格にかかわる「入管業務」もその一つです。行政書士はそれぞれの業務を専門として行っている場合が多いですので、ご相談・ご依頼には経験豊富な「入管」専門行政書士をお選びください。(単にホームページなどで「ビザ・入管業務」と記載されていたも、経験の乏しい行政書士も少なからず存在します。)
外国人の安心・快適をサポート
行政書士の仕事は、もちろん入国管理局での申請にかかわる業務だけではありません。行政書士は、日本の法律や行政に不慣れで日本語が苦手という外国人の安心・快適な暮らしをサポートします。(*法律に関して争いが生じた場合の裁判手続は弁護士業務であるため行政書士は扱えません。)
住居、教育、福祉、雇用、結婚、相続、金銭など、生活上のトラブル・お困りごとは多くあります。暮らしの中で生じたトラブルの最初の窓口として解決策を一緒に考え、外国人の方々の安心・快適な生活をサポートします。