働くためのビザについてのQ&A
申請にはどんな資料が必要ですか?
働くためのビザ(在留資格)で一番のポイントは、仕事の内容がビザ(在留資格)と合っているかです。まずは「雇用契約書」をチェックしてください。雇用される会社の「会社案内」「会社登記簿謄本」「営業許可書」などで業務内容を、「決算書」「法定調書合計表」などの財務・税務書類で会社の規模や売上や利益がチェックされます。また、申請を行う外国人自身がきちんと大学を卒業していることを証明する「卒業証明書」や特定の技能をもっていることを示す「資格試験証」などが必要となります。
申請にはどのくらいの時間が必要ですか?
新たに外国人を日本によびよせる「在留資格認定証明書」の手続きは約2カ月、すでに日本にいる外国人のビザ(在留資格)を働くことのできるビザ(在留資格)に変える「変更」の手続きでも約1カ月がかかります。もし、申請した書類に不備や不足があったりすると、それ以上の時間がかかる場合もあります。もし4月から働きたいとということでしたら、認定証明書の場合は3か月前の1月、変更の場合でも2か月前の2月ころには申請を終えておく方がよいでしょう。
もし、申請が下りなければどうすればいいですか?
申請が下りなかった(不許可)場合、まずはなぜ不許可になったのかの理由を入国管理局で詳しく尋ねてください。もし説明を加えたり、他の資料を提出することで許可されるようでしたら再申請することも可能です。また、雇用契約書の内容が申請したビザ(在留資格)に合わないという場合は、新しい会社を見つけるか、仕事の内容を変えてもらったうえで、改めてビザ(在留資格)にあった仕事の内容で雇用契約を結び、再申請を検討してみてください。ビザ(在留資格)にあった仕事が見つからず、他のビザ(在留資格)も取れない場合には日本では働けません。